100回記念の年となった甲子園の歌を作った福山雅治さんも、月の土地オーナーとして有名です。甲子園と言えば、高校球児たちが持ち帰る土は特別な意味を持っています。青春の1ページとして象徴でもあるので、ずっと大切に保管している人がほとんです。
月の”土”を持ち帰ることは現代館ではできないのですが、月の土地は誰でも購入できます。甲子園の土だと、甲子園に行けた選手しか手に入れることはできません。
月の土地は芸能人だから特別に入手できるというわけでありません。誰でも欲しい人に売ってくれます。甲子園の土が特別な意味を持っているの同じように、月に自分の土地があると思うだけで、月を見るときの印象も違ってくるでしょうね。
2030年をめどに月の有人探査が始まることになりそうです。国際宇宙ステーションを軸にした各国による月の探査計画が発表されています。
一方で、グーグルがスポンサーになって、月無人探査をするコンテストは実現可能性がないまま終了することになりました。無人であっても、いかに月へ着陸して探査するのが難しいのかが分かった次第です。
アポロ計画が発表されたとき、当時のアメリカ大統領(ジョン・F・ケネディ)が演説で、10年以内で月へ行くことを聴衆に向かって話しました。それを聴いたNASAの人達は、何百回もの実験や未知の材料の開発など、過酷な研究開発が待ち受けていることを覚悟しました。全てを克服して人類が月に立てたことは、人間の底力を感じさせてくれます。