2030年をめどに月の有人探査が始まることになりそうです。国際宇宙ステーションを軸にした各国による月の探査計画が発表されています。
一方で、グーグルがスポンサーになって、月無人探査をするコンテストは実現可能性がないまま終了することになりました。無人であっても、いかに月へ着陸して探査するのが難しいのかが分かった次第です。
アポロ計画が発表されたとき、当時のアメリカ大統領(ジョン・F・ケネディ)が演説で、10年以内で月へ行くことを聴衆に向かって話しました。それを聴いたNASAの人達は、何百回もの実験や未知の材料の開発など、過酷な研究開発が待ち受けていることを覚悟しました。全てを克服して人類が月に立てたことは、人間の底力を感じさせてくれます。